bit-assistが目指すものとは
制作理念 : Web Design for the rest of us...(3)
インターネットが日々の生活に浸透していく中、日本はさらなる高齢社会への道をも同時に歩み始めています。今後数十年で3人に1人が高齢者という高齢社会になると言われており、インターネットが生活に浸透していくほど、「情報へアクセスする権利」は重要なものとなるでしょう。bit-assistが最初のステップとして、「Web Accessibility −ウェブ・アクセシビリティ」を選んだのは、そういった背景がありました。
そんな社会に向けて、今、私たちができること。それは、情報へのアクセスを阻害するものを取り除く「バリアフリー」的発想に基づくデザインから、ひとりひとりの市民はもちろん、高齢者や障碍を持つ人々など「情報弱者」という立場に追いやられてしまっている人々まで、社会に生きるすべての人にとって優しい「ユニーバーサル・デザイン」的発想に基づく情報デザインへの転換です。それは、「Web design for the rest of us.」=「すべての人のためのウェブ・デザイン」を理念とする私たちが目指す、21世紀最初の通過点でもあります。
bit-assistは、まだ生まれて間も無く、スタッフも1人しかいない小さなスタジオです。今は、確かに「小さな力」かもしれません。しかし、その「小さな力」の積み重ねが、社会とインターネットの関わりをより良くすることを信じて、日々の制作活動に取り組んでいます。
contact : 関 祐記(お問い合わせ)